少し管理者のことについて

少し管理者のことについて書きます。


中学高校の6年間が学生バスケットの経験です。
特別な成果は何もないです。全国に出場したわけでもないですし、MVPになったこともないです。


現在の身長体重は180センチメートル61キログラムくらいかな。
特別大きいわけでも重たいわけでもなく。足の速さも跳躍力も中の中。
シュート力はミドルシュートフリースローの距離の少し遠いくらい)で6割くらい。スリーポイントは3割くらい。
いたって普通。
ドリブルキープ力も特別下手ではないけれど特別上手でもない。
どこをどう切り取っても、普通。
1on1はどちらかというと苦手。
スピードがないしドリブルで抜ききる技術もないです。


そんなぼくが普段のプレーの中で心がけているのは、「小さなアウトナンバーをみつける」ということ。


比較的得意なオフェンスシーンは、トランジションオフェンス。すなわち、ディフェンスがきちんと整っていない状態です。
対峙した状態になる前に、シュートするまでいく。というのが理想。なぜなら、至って普通だから。アウトナンバー状態のところを攻撃するという方法でしか、得点を重ねることが難しいです。


ファストブレイクのときだけでなく、ハーフコートでも「小さなアウトナンバー」は存在します。


ボールが逆サイドまで展開された「瞬間」。
インサイドからアウトレットパスされた「瞬間」。
ドライブでゴールへアタックしヘルプディフェンスに囲まれる寸前のあわせのパスの「瞬間」。


完全なノーマークになっていなくても。
3対2だったり、2対1だったり、「1対0.5」だったり。
この、1対0.5の瞬間というのがとても大事だと思っています。
なかなか完全なノーマークにならなくても。特別なアスリート能力がなくても、シュートが半分くらいしか入らなくても。


少し有利な状態からのときは、積極的にオフェンスする。その状態からでも囲まれたりするときもありますが、更にもう少し空いているところがあるはずなので、そこへパス。と。
少し有利な状態から、もう少し有利な状態からのオフェンスにつなげることを心がける。雪だるま式に有利な状態をふくらませる。


バスケットボールは、足の速さを競う競技でもなければ、高く飛ぶことを競うわけでもない。1対1で抜き去ることそのものを競うわけでもない。
あくまでも、リングにボールを通す競技。


もちろん様々なスキルの習得で有利になることは間違いないので、少しずつできることを増やしていくほうがよいです。
そのほうが楽しいですし、活躍できる可能性が高くなります。


一朝一夕でシュート力が劇的に上がることはないので、コツコツと地道な練習がものをいうスポーツです。毎日少しのハンドリング。ボールに触れる。ただそれだけでも必ず上達すると思っています。