GBNセミナー 〜海外から学ぼう!〜:育成年代スペシャル(12月14日分)

GBNセミナー 〜海外から学ぼう!〜:育成年代スペシャル(12月14日分)
講師 Jay Ellis

NBAなどにいくと2m以上の身長の選手でも、PGやSGのポジションでプレーしている。アンダーカテゴリー時は身長が大きいからといってPFやCでプレーをするかもしれないが、育成年代ではさまざまなスキルセットを身に着けてほしい。

近年は動画などでトップ選手の練習などの情報が容易に入ってくるが、固体に合わせた練習をしっかりとおこなってもらいたい。
NBAなどは人的にも環境としてもしっかりと整っているので、同じことを行うことは無理があるが、現在ある環境でできる限りの練習を行う。

基本的なことを高い精度でプレーするほうが良いように、トレーニングにも同じことが言える。

膝の安定性を確認するためにはスクワットやランジを行ってみて、お尻、つま先、膝のぐらつきがないかチェックする。スムーズに動けているか。

股関節、膝、足首はけが予防の最優先事項。

女子選手の特性として膝が内側に入りやすくケガのリスクが高いので、フォームをしっかりと身に着けることが特に重要となる。

睡眠の重要性としては、8時間未満の選手は8時間以上の選手と比較して1.7倍のケガのリスクの高まりがある。できれば8時間~9時間の睡眠を心掛ける。選手だけでなくコーチも同様。

スポーツ科学の項目
 プレイヤーの負荷
 ジャンプ
 加速度
 減速
 方向転換
TOP選手では近年、上記項)目はGPSのような器具を使い容易に計測が可能。
育成年代では同様のことは難しいかもしれないが項目としては目安になる。

ウォームアッププロトコル
ランプ=RAMP
R=REISE(レイズ)=上げる
 体温、心拍数、血流
A=ACTIVETE(アクティブ)=作動させる
 アクティブ化、筋肉と神経系
M=MOBILISE(モビライズ)
 腰、足首、肩の関節
P=PRIME/POTENTIATE(プライム)
 スプリントとジャンプ、神経系

ベーシックなものを正しく高いレベルで行えるように練習する。

ロード前のテクニック
 外部抵抗前の自重
  負荷をかけすぎずにシンプルで簡単に行える動作を繰り返すし継続性を高める。
  変化することに時間がかかる選手もいてるのでしっかりと見守る。
  練習の質を上げる。